私と娘は動物好きで、時々無性に動物とふれあいたいという衝動に駆られます。そんな時は動物に触れ合える施設へ行きます。
何だろうあの感じは?ホワホワとして、空っぽのゲージが満たされるような感覚。
言葉で説明することが難しいですが。とにかく癒されちゃいます。
「イヌや猫を飼いたいけど、共働きで日中は家を空けるので飼ことが難しい。」
「子どもと一緒に動物と触れ合う経験がしたい。」
「思いやりのある子に育てたい。」
というような方に、この記事では、動物とふれあうメリットやおすすめスポットを紹介します。
アニマルセラピー
動物に触れると何となく「癒される」と感じる方が多いと思います。その何となく癒される感覚を解明し、科学的に活用したのがアニマルセラピーです。
アニマルセラピーには次のような効果があるそうです。
・ストレス解消やリラックス
・意欲が湧く
・感情表現が豊かになる
・協調性が身に付く
・運動量がアップする
・病気の回復をサポートする
このような効果からアニマルセラピーは医療や福祉、教育の分野で活用されているそうです。
ストレス解消やリラックスについてはいつも何となく感じていましたが、感情表現や協調性についても言われてみれば、確かになぁ〜と思います。
強面の人が動物の前ではふにぁっとした顔になり、言葉づかいも赤ちゃんに接するようになったりと、感情の表現が変わります。
協調性についても、家族で協力して犬の散歩をしたり、会話の中心にペットの話が出るなど家族の絆も深めてくれそうです。
アニマルセラピーについては下記記事を参考にさせていただきまいした。
動物(生き物)の教育的価値
ここからは小学校教師の経験と我が子の動物との関わりから、「動物」の教育的な価値について考えます。
学校や教室ではよく生き物を飼育します。飼育を通して生き物の生態という学問的な価値があります。そして、餌やりや掃除などを通して命を飼うこと責任感や命の尊さを学ぶことができます。
私のクラスでもよく生き物を飼っていました。生き物好きな子や、生き物係さんが熱心にお世話をしていました。生き物の飼育を通して、会話したり、新しい友達とつながりができたりする効果もあると感じます。
休み時間にメダカをぼぅっと眺めている子もいました。癒しやリラックス効果かな?
また、「先生、見て見て」と自分で捕まえたカブトムシやバッタなどを学校へ持ってきて、そして教室でそのまま飼うことに。
担任としてサポートはしますが、あくまで飼うのは子どもです。時には失敗して死なせてしまうこともあります。そんな時は友達同士で話しあい、校庭にお墓を作りに行くなどしていました。(協調性)
このように動物(生き物)を飼うことには様々な教育的な価値がありそうですね。
首都圏から1時間半弱のおすすめスポット
とは言え、動物を飼うことは、なかなかハードルが高いものです。住んでいる場所や、体質的なものもあまります。下手に飼って動物の遺棄など悲惨な結果になっても困ります。
そんな時におすすめなのが、動物園や牧場などの施設。我が家も旅行で観光地へ行くとよく牧場にお世話になります。
動物園や牧場では物足りず、もっとディープに動物とふれあいたいという方におすすめなのが次の2つの施設です。有名テーマパークのように大混雑とは無縁で、お財布にも優しい素敵な施設です。
※関東近県の向けの情報になってしまい申し訳ありません^^;
筑波ユートピア
動物好きにとって、まさに理想郷。
「舞浜に無いものがここにはある」
入口では、哀愁漂う手作りの歌で出迎えてくれます。
ほぼ全ての動物に餌やりができ、犬の散歩も体験できます。
猿の餌やりはなかなか迫力があります。鉄製のあみの隙間から伸ばされた手にトングで餌をあげると、歯を剥き出して威嚇してくれます!お子様から目を絶ったいに離してはいけません。
猫ハウスも驚異的な数がいます。どの猫カフェにもまけませんよ!猫好きな方は、ここだけでも何時間もいられちゃいます♪
また、お猿のショーも見応えがあります!
笑いと迫真の芸のミルフィーユ♪
ダチョウ王国
車を降りると、長い首をあげてつぶらな瞳たちがこちらを見て、出迎えてくれます。あんなにたくさんのダチョウを見たことがあるでしょうか!いや、無い!
ダチョウに手渡しでエサやりができます。手の平の1cmほどの白いオフ目掛けてダチョウの口ばしがハンマーのように振り下ろされる恐怖と快感はここでしか味わえません!!(投げてあげてももちろんオッケー♪)
ダチョウたちがいる牧場から通りを挟んだところに小動物がいるミニ動物園があります。ここで触れ合える動物の種類は日本一だと思います。個人の感想ですが、大の動物好きの40年くらいの人生でここより種類の多いところは行ったことがありません。
ヤギや羊、カピパラやポニーはもちろん、モルモットやひよこ、猫に様々な鳥たちや爬虫類。個人的には小鳥小屋がおすすめです。餌を買うと餌に目掛けて、自分の手に小鳥たちが群がります。白雪姫はフィクションじゃなかった♪
また、様々なイベントもあって楽しいです。猛禽類のショーは見応えがありました。
おわりに
動物とのふれあいは五感が刺激されます。動物の毛並みや体温、そしてにおい。動物にも人と同じで個性があり、人懐っこい子もいれば、人嫌いな子もいます。
思い通りになりません。言葉を話さないので、じっくり観察して動物がどのように感じているのかを想像する力も必要になります。それが、思いやりの心を育てます。
子どもが休日にYouTubeやゲームばかりで、他のことをしてほしいと思っているパパ・ママ
お子さんと一緒に動物たちとリアルで素敵な時間を過ごしてみては♪